大山絵とうろう祭りに参加
伊勢原のシンボル大山は、今年、「大山詣り」が日本遺産に認定され、新しい魅力を引き出そうと様々なイベントも行われています。
大山は、江戸時代から大山詣りで栄えた所ですが、独特の伝統が息づいているところです。私たちのメンバーで大山に生まれ育ったUさんは「子どものころから伝えられてきた食習慣は、物のない時代だからこそ大切に手間暇をかけたもの。自分で作ったものだから安心で、その日の体調に合わせて味付けできる。エコな暮らし方だ」と語ります。私たちは、日々の暮らしの中で培われた環境にやさしい伝統文化を今に残したいと思っています。
3月には、大山の先導師旅館での伝統的な「御昼食」を一緒にいただく会を行いましたが、引き続き、生活クラブ伊勢原コモンズの主催で、季節の豆腐料理を作って試食する会をこれまでに2回行いました。次回は、9月「お月見の設え」です。
8月のお盆の頃に毎年行われる「大山絵とうろう祭り」は、住民が発案し主導のイベント、私たちは今年4年目の参加です。新しい絵柄の絵とうろうを1基作りました。それが「お月見」の絵、お月見だんごとともに、果物、野菜。ススキと、豆腐が2丁。十五夜さんと十三夜さんへのお供えで、箸を二膳そえるそうです。(これはUさん宅に伝わるやり方)
もう一つの絵とうろうは、昨年から引き続いてのもので「平和のハト」。戦争が終わって71年、「戦後を再び戦前にしない」という決意を込めて。2基とも絵は、伊勢原おかかえイラストレーターSさんが描きました。