地域の中に多世代が集える場所、「困った」に応えられる場所をつくりたい
地域で多世代の居場所がほしい
生活クラブ伊勢原コモンズの若い運営委員さんたちから、「一時預かりの場所探しに苦労する」「居場所がない子どもやお母さんがいつでも駆け込める場所があればいいな」「障がいがあるなしに関わらず誰もが一緒に過ごせる場所を作りたい」「子ども達とお年寄りが一緒に過ごせる場所がほしい」等などの様々な声があり、何らかの形にと動き出そうとしています。伊勢原ネットも協力したいと思い、横浜の先進事例の見学に参加しました。
「大場町みんなの家」を見学
横浜市青葉区にある「大場町みんなの家≪わたせハウス≫」は、「サロン&まちの台所」を真中に、「デイサービスさくら」(介護保険対応)、「大場りとる・ピッピ」(小規模保育)の3つの事業を行っています。「まちの台所」では手作りのお昼ごはんを提供。生活クラブの食材を使ったおいしい家庭の味で、参加者は大感激。「サロン」は週4日、麻雀、ヨガ、手仕事の日などのプログラムが組まれています。また、隣り合ったデイサービス利用のお年寄りと保育園の幼児がいつも行き来して自然に交流できることが互いに良い生活空間となっているそうです。
運営している「NPO法人ピッピ・親子サポートネット」理事長友澤さんから、これまでの経過の説明を聞きました。障がい児の一時預かりの場所がほしいということから、幼児の一時預かり、子どもミニデイサービス、認可保育園の設立へ、子育ての応援団として、地域コミュニティの醸成、働く場所の創出という大きな目的を持って、「困った」や「・・・が必要」の声に寄り添って活動を広げてきました。
伊勢原にも作りたい!
見学させていただいて、「伊勢原にもつくろう!」と夢が現実に近づきました。できることから一歩づつ動き出そう!!
「空き家を地域のために活用してほしい」というような情報があれば、ご連絡ください。