2007年度予算編成に関する政策提案の回答 Ⅳ

教育・子育て  高齢者福祉

 昨年10月4日、市長に対し、2007年度の予算編成に関して政策提案を提出いたしましたが、このほど、その回答をいただきましたので、ご報告いたします。ご意見等がありましたらお寄せください。

<教育・子育て>
1 放課後子どもプランを進めるために、各地域で早急に取り組むこと。
【回答】放課後の子どもたちの居場所については、安全・安心が確保できるよう、地域に適した仕組みの構築をめざし、積極的に検討していきます。

2 中高校生の居場所づくりのために、各地域の公共施設の開放を進めること。
【回答】中高生は、通学距離が伸びたり部活動や学習塾へ参加したりすることから、放課後時間には限りがあります。その中で、学習やスポーツなどの目的にあわせて、青少年センターや公民館などの公共施設を選択し、利用しています。
今後も、こうした施設利用のほかに、家庭内や友人との交流などを学習機会とし、さまざまな体験をしていただきたいと考えます。

<高齢者福祉>
1 要支援1・2該当者、特定高齢者、一般高齢者に対して、地域住民のたすけあい等の活用を含めた情報提供と相談機能、利用者の立場に立ったケアマネージメントができるよう、介護予防事業と三地域包括支援センターの業務を充実すること。
【回答】平成18年4月の介護保険制度の改正により、介護予防を重視し、推進することとなりました。
本市では、介護予防事業の大きな柱の一つとして、地域住民によるミニ・デイ(サロン)の立ち上げ、活動などを支援してきました。また、地域包括支援センターについては、地域に根ざした高齢者福祉の拠点として、地域の関係団体や民生委員、一般住民、ボランティア等の活動などのさまざまな社会資源を活用し、地域包括支援ネットワークの構築を進めているところです。
今後も、介護予防事業の充実と地域包括支援センターの地域住民による活動推進のため、情報提供や相談事業などの業務の充実を図っていきます。