給食白衣の ”香りの害” の対策について
伊勢原市の小学校の給食当番は、月曜から金曜まで着用した学校所有の白衣を洗濯のために家庭に持ち帰り、次週には洗濯した白衣を別の児童が着用します。ところが、洗濯後の白衣に強い香りが残り、次の当番の児童が着用する際に「臭いがきつくて、いやだ。」との訴えがあることを何人かの保護者から聞くようになりました。給食白衣の洗濯に関して、学校長や教育委員会から香り付きの洗剤や柔軟剤を使用しないようお願いを出している自治体もあります。香りに関しては好みもありますが、頭痛や咳、吐き気等体調不良を引き起こす児童もいるので、化学物質過敏症の発症を避ける対策としても使用を控える事が必要です。12月議会で ”香りの害” について質問したところ、「白衣の香りに不快感を抱いた児童の家庭から連絡があったので、予備の白衣で対応した。」と言う事例が報告されました。香りが不快な場合は我慢ぜずに、家庭から学校に相談し、予備の白衣を着用することで緩和することができます。香りの相談事例はまだ少ないので、給食当番では予備の白衣を活用できることを周知することが必要です。