DV、児童虐待を見過ごしてはならない

2014年6月5日 22時56分 | カテゴリー: 活動報告

身近な友人や地域で、児童虐待かなと感じる現場に係わったり、DVの相談を受けたりすることがあります。また、学習障害児かなと感じるお子さんに出会って、その保護者の方の対応が適切がどうか心配になることもあります。でも、立ち入った相談に応じたり通報したりということには、戸惑います。当事者からの精一杯のSOSかもしれませんが、私たちはどうすべきなのかと考えてしまうことを度々経験します。

このたび、海老名市を拠点に活動している「混合療育を考える会」の阿部美和子さんをお呼びして、ミニフォーラムを開催しました。まず阿部さんから、「困難を抱えた親子の支援に係わる~基礎編~」と題して、ケース対応の基本についてお話を伺いました。

その後、メンバーの友人の具体的な事例をもとにして、原因や対策などを話し合いました。児童虐待やネグレクトは、親の生育歴が原因となっているともいわれています。“発達障害は個性”といわれ理解され様々な支援がなされる場合が多いとは思いますが、一方、“個性”として受け止め伸ばすための支援がおこなわれず“育てにくい子”となってしまうと、極端な場合には、虐待・ネグレクトとなっていることもあるようです。逆に、虐待を受けて育った子どもは、結果として発達障害児と同じような発育状態になるそうで、発達障害が生まれつきの個性なのか、虐待を受けて育った結果なのかの判断は、非常に難しいそうです。

このような保護者と子どもの複雑な生育歴や原因を解きほぐして、支援の手を差し伸べるためには、公的機関の相談窓口、相談員の質の向上が何よりも必要です。しかし、当事者から相談につながるのは非常に難しい現状があります。身近な友人・知人や子どもに関わる仕事をしている人たちが、かすかなSOSをキャッチできるように、そのSOSを適切に支援につなげていけるようにすることが大切です。

臨市の厚木市で、餓死させた子どもを7年間発見できなかったという痛ましい事件が起きました。児童相談所、教育委員会、警察等の対応が大きな問題ですが、子育てを孤立させないように、お互いに手助けできるような地域づくりの大切さをひしひしと感じました。

伊勢原ネットでは、今回の続編として、DV・児童虐待・発達障害などに関するミニフォーラムを引き続いて隔月で計画する予定です。関心のある方は、日時・場所をお問合せください。 浜田0463-63-4546(夜間)まで。