市民の声で、中学校給食は「完全委託方式」が否決

ぜひ、自校式の給食を!

完全委託方式は教育委員会議で否決!
伊勢原市では、平成24年度から中学校給食開始をするとして、検討を重ねてきました。市教育委員会は、今年2、3月に各小学校や青少年センターで中学校給食導入の説明会を行い、保護者の意見を聞き、同時に欠席者へのアンケートも行いました。
これらをもとに、3月の教育委員会議で討議しました。提案された「完全委託方式」は、5人の教育委員のうち3人が反対、否決されました。

市民の声が届きました! 伊勢原ネットでは、昨年、11月にフォーラムを開催。市民の声を確認し、小学校と同じ各学校で調理する「自校式」を提案してきました。また、「自校式給食を求める」署名活動を実施。多くの市民の署名を添え陳情書を提出しました。
 市議会では、市民の声を伝え、導入方式の決定までの経過の不透明な点を質問してきました。これらの声が教育委員を動かしました。

もっと広く議論すべき!
 教育委員からの発言では、「理想は、自校式給食だ。財政的に厳しいが、実現できる方法が考えられないのか。今後は、教育委員会、市長部局、PTAなどと広く議論していくべき」との要望がありました。
 教育長は、あくまでも日課(給食時間)に余裕がないとして、他の委員とは考え方が異なっていました。

再度、他の方式を検討する 教育委員会議の結果は市長に報告されました。今後、市長が中学校給食の方式をどのように結論づけるか、注目です。
 教育委員会は、再度、他の方式での中学校給食の実施に向けて検討中です。