香害(こうがい)のことをもっと知って!
11日(土)、12日(日)第16回いせはら環境展が市内総合運動公園で開催されました。「伊勢原の環境を考える会」では子どもたちの環境を守る視点から「香害(こうがい)」や「化学物質過敏症」に関する情報を展示で訴えました。また、クイズラリーの参加者に日常生活の中の化学物質の子どもたちへの影響について、極力化学物質を低減することが望ましいことを伝えました。耳を傾けてくださった方はアンケートにも積極的で、うれしい反応でした。
「よい匂いには癒されるので大好き」と言う方がいる一方、「強い香りは困る」「お母さんが頭痛がするので香りはいやがっている」「人混みでは香りが溢れかえって逃げられない」「何度洗濯しても残る匂いってなんだか不安」等様々なご意見がありました。
臭いを消す消臭スプレーも化学物質を使っているので影響としては同様です。
強い香りは勿論のこと、今や洗剤・柔軟剤・シャンプー等あらゆる生活用品に香りをはじめ様々な化学物質が使われています。消臭スプレーや制汗スプレーでくしゃみやせきが止まらなくなった、人込みでは臭いからのがれられない、外出が憂鬱等個人的な問題に留まらない不安が広がっています。香りは良いイメージもありますが、不快感や体調不良を覚える等反応はいろいろあることを少しでも知ってもらえる機会となったでしょうか。
これからも「香害」や「化学物質過敏症」のことを訴え続けていきます!!