子どもたちの学習の場、ちょっと相談できる場、地域の居場所が始動

「地域の中に子どもから高齢者までの居場所がほしい」。生活クラブ運動グループの仲間で、以前から思い続けていたことが、今年、実現に向けて動き出しました。昨年から、横浜市内等のW.Coが運営している多世代が集える居場所を何か所か見学し、夢を形にしたいと考えてきました。

1年ほど前、伊勢原駅前近くの空き家になった自宅を活用してほしいという申し出があり、さらに11月には伊勢原市内在住の外国籍の生徒が定時制高校受験のために学習支援を求めている情報が入りました。そこで高校教師OB等のメンバーの家族がボランティア講師となって、12月から学習支援を始めました。そしてこのほど、受験合格のうれしい知らせを受けました。

子どもたちの貧困が大きな課題となっており、全国的に学習支援の場が開設されています。外国につながる子どもたちや学習障害の子どもたち等、学習支援が必要な子どもたちは多いと思われます。さらに子育て中の若い人たちが集える場、多世代が集い、気軽な相談などにも応じられるような場所としたいと考えています。

生活クラブ運動グループのメンバーが集まり、「(仮称)らんらんクラブ」という名前を決めました。私たちも個人として参加し、活動を拡げていきます。