日本を戦争をする国にさせない! ・・・・・ 「憲法9条にノーベル平和賞を」実行委員の方をお呼びして・・・・・
閣議決定で憲法の解釈を変えるという前代未聞の暴挙を行なってしまった安倍政権に対して、私たちはどうすればいいのか。「憲法9条にノーベル平和賞を」の活動に賛同して、協力したいと考え、緊急フォーラムを開催しました。
座間市の子育て中の女性、鷹巣直美さんがたった一人で始めた活動が、インターネットや雑誌・新聞などのメディアを通して、国内から世界にまで広がっています。平和憲法9条を知ってほしいという思いを受け継いだ実行委員の竹内さんより活動の報告を聞きました。4月にノーベル平和賞にノミネートされた後も署名が集まっています。すでに17万筆にもなり、さらに受賞するまで署名活動を続けるとのことです。目標は100万筆。
報告の後、集団的自衛権の危険性・違法性とともに、平成24年に発表された「日本国憲法改正草案(自民党案)」について、現行憲法と比較した条文を見ながら、自民党が目論む憲法草案を解説しました。それは、悲惨な戦争体験の反省をもとにつくられた“二度とふたたび戦争をしない”国をめざした現行憲法の理念をことごとく覆すものです。憲法の“前文”は、理想とする社会の理念が込められたものですが、全面的に変えた草案の前文は、前時代的な思想が感じられるものになっています。
今回の閣議決定は憲法の根本的な理念(主権在民・基本的人権・平和主義)を変えるものであり、末端の閣議決定からなし崩し的に上位の理念を変えていくものです。決して許せません。
閣議決定はされましたが、まだ実効力はありません。今後、関連法案の審議が始まります。あきらめることなく、反対の声をあげ続けていこうと思います。署名活動を広げていきますので、ぜひご協力ください。