私たちは、中学校給食を実施するなら、“自校式”で実施してほしいと思います。そこで、「中学校給食導入に自校式を求める会」では、市長・教育長宛に陳情書を提出いたします。市民の方のご署名を添えて提出しようと思っています。ご賛同いただける方は、ぜひ署名活動にご協力をお願いいたします。
以下は、陳情内容です。また、資料として「いせはらネット通信号外」をpdfファイルで添付しますので、ご覧ください。
ご協力いただける皆さま、お問い合わせは、090-9344-7673(相良)、090-5443-2558(浜田)まで。
【陳情要旨】
中学校給食の実施に際しては、「成長期の中学生の心身の健全な発達には、望ましい食習慣の形成が必要であり」、「給食が食の指導の実践の場となり、重要な教育活動の場であることを踏まえ」、導入検討委員会が時間をかけて話し合われた観点項目の点数が高い、自校式中学校給食の実施をしていただくよう陳情いたします。
【陳情理由】
長塚市長が中学校給食導入の公約を掲げ当選し、平成17年から「中学校給食推進検討委員会」および「中学校給食導入検討委員会」において議論がなされてきました。
そして、「給食方式」について「中学校給食導入検討委員会」では、「選択性を含めたセンター方式若しくは完全委託方式が現実的な手法」と提言している旨の説明会が、平成21年9月に4中学校で開催され、今年度中に「給食方式」の決定、平成24年度には給食が導入されるスケジュールで進められています。
しかし、平成17年度のアンケートで保護者が望んだ「小学校と同じような自校式給食」とは大きく違う方式で、教育委員会で議論がされており、教育長は、議会において「コスト計算や他市の状況確認も含め、さらに検討したいと考えている。また、市民や保護者、学校現場などの意見をいただき、それらも含めてしっかり検討していきたい。」と答弁をされているが、いまだに意見交換の機会が設けられていません。
中学校給食導入検討委員会から出された5つの提言のうち1番目に「成長期の中学生の心身の健全な発達には、望ましい食習慣の形成が必要です。そのためには、計画的かつ着実な方策により早期に実施することを望みます。」、2番目に「中学校給食の実施に際しては、給食が食の指導の実践の場であり、重要な教育活動の場であることを踏まえ、総合的視点を持った食育の推進を望みます。」と提言されておりますが、上位に書かれている提言よりもコスト面が重要視されて結論を出していることは、導入検討委員会での委員の意見や提言が、活かされていません。
第7回中学校給食導入検討委員会の時間最後にいきなり、事務局側から「センター方式と選択制を含めた委託方式に絞り込んだ手法」と提案されています。
第6回中学校給食導入検討委員会では、この間話し合われてきた給食実施の意義、初年度費用も含めた「20の観点項目」をあげた評価を点数表にした資料が提出されており、これによりますと「自校式」が最高点となっております。この観点項目を重視し、総合評価とするならば、提言書に絞り込まれた方式は、事務局側が、誘導して選定してきた方式と思われます。
したがって、導入検討委員会が時間をかけて話し合われた観点項目の点数が高い、自校式中学校給食の実施をしていただくよう陳情いたします。