小規模事業系ごみの排出は、許可業者への切り替えへ  (身を切る覚悟の提案 2)

伊勢原市では、これまで1日平均10kg以下排出の小規模事業者に対しては、「事業系一般廃棄物搬入届」を提出することで事業系ごみでも経費の徴収はありませんでした。しかし、本来、廃掃法では「事業者自らの責任において適正に処理しなければならない」と既定されています。市条例で、届け出ることにより家庭ごみ収集場所に排出できるとされてきたところではありますが、近年、事業系ごみが増加しているという現状があります。伊勢原ネットでは、小規模事業者といえども、意識啓発を含め、具体的な対策が必要であるとこれまで提案を重ねてきました。

ここで、2019年4月から、小規模事業者も含めて事業系ごみはすべて有料の許可業者による回収となりました。

実は、「伊勢原ネット」も少量ですが事業系ごみを排出しており、また、私たちの関連事業者として「WEショップ・いせはら」がありますが、これまで小規模事業者の排出届けを毎年提出し、家庭ごみの収集場所に少量ながら廃棄物を出しています。しかし、廃棄物の減量化を目的の一つとして活動している団体として、まさに「身を切る覚悟」の提案をしてきました。

廃棄物の減量化のために、事業系ごみに関する事業者の理解と協力が不可欠だとの思いで、提案し前進できました。