今年度の活動を確認  ・・・定例総会を開催・・・

2014年度の定例総会を行ないました。日ごろの活動を振り返り、新たな気持ちで今年度の活動を始めるための話し合いができました。 

3年前のあの日の光景。黒い巨大な津波と原発から噴き出す白い煙。自然の力の大きさと人間が生み出した科学技術の未熟さとを思い知り、誰もが経済優先社会から“価値観の転換”を思いました。しかしまた、時代が逆行していることを感じます。特定秘密保護法の成立、首相の靖国神社参拝、憲法の集団的自衛権の解釈の変更、続いて、武器輸出三原則の方針の撤廃・・・。行き先は、再び戦争への道・・・。 

国と地方の政治は、切り離せません。国の制度はすべて私たちの生活に直結しています。政治・制度は、一人ひとりが大事にされる社会を作るためのものであり、市民の声を反映して作られるべきです。私たちはあらゆる場で声をあげること、そして地方自治体を通して国にも働きかけていきましょう。市民の生活の現場の声が反映される政治・制度を提案していきましょう。 

地域の政治団体として、市議を持つことは大きな力になります。1年後に迫った統一地方選市議会議員選挙では2名の候補者を擁立するために活動を広げていくことを確認しました。1議席よりも2議席。議会の中での発言力はもちろんですが、市民の方々の意見を表明して、制度を動かす力を強くすることは重要です。生活の中の市民の方々の“つぶやき”「もう少し○○だったらいいのに」「どうして○○なのかしら?」「改善できないの?」・・・ そこから、地方自治体でできる提案を、国・県の制度改善へ、より良い制度提案へとつなげていきたい。“市民社会を強くして”、生活に根ざした下からの制度提案を広げていきます。(代表 浜田順子)