学習会 ゴミの溶融炉って なに?

ゴミの焼却処理施設は、できるだけ安全で、小規模に!

 伊勢原市の可燃ゴミは、 秦野市といっしょに、比々多地区三ノ宮にある清掃工場で焼却し、灰は、栗原地区の最終処分場で埋め立てています。現在2基ある焼却炉のうち、180t炉は老朽化しており、建て替えが必要です。そこで、秦野市曾屋(弘法山の西側山麓、県立曾屋高校近く)の「し尿処理施設」を二市にそれぞれ分割して建設し、その跡地にクリーンセンター(200t炉)を建設することとなりました。秦野市は、独自のし尿処理施設が完成し稼働しています。伊勢原市は、神戸にある最終処分場内で建設が着手され、今年7月より稼働する予定です。

 新クリーンセンターの建設については、現在、県の環境アセスメントが進められています。同時に、新施設の処理方式や機種選定を討議する検討委員会が行われています。今後2年ほどでクリーンセンターの詳細な決定を下す重要な時期を迎えています。 
 ゴミ処理施設は迷惑施設であり、建設予定地の地元からは強い反対運動があるようです。建設は必要だとしても、まずは、ゴミの量をできるだけ減らして、施設規模を小さくすることは、地球環境の問題を持ち出すまでもなく重要です。また、焼却の処理方式は、「流動床式ガス化溶融」、または「ストーカ式焼却+灰溶融」と決定していますが、安全性などが気になります。

 そこで、下記のように、専門的に研究しておられる方による学習会を開催します。
どなたでも、ぜひご参加下さい。

 安全? 環境にやさしい? 溶融スラグって何? その利用は? など 最新の情報を聞き、ごいっしょに考えましょう。

日時  3月 9日(日) 午後2時〜4時
場所  伊勢原市中央公民館 第1学習室
講師  津川 敬 氏(環境問題フリーライター)
主催  伊勢原の環境を考える会
          問い合わせ 浜田(0463-93-4546)