電磁波学習会 子どもを電磁波から守る

2015年10月31日 23時33分 | カテゴリー: 活動報告

電磁波学習会「ママ! スマホをお腹にのせないで!」 講師:上田昌文氏(NPO法人市民科学研究室)を行いました。

 

子どもは小さな大人ではない

近年10年ほどの間に急速に普及してきた携帯電話(スマートフォン)。国内の高校生はほぼ100%、中学生50%、小学生でも30%が持っており、世界中でも人口の95%(複数所持者あり)の普及率とか。いつでもどこでも情報が得られ、話せる非常に便利なものではありますが、携帯電話から発生する電磁波が身体にどれほど影響があるのかは研究途上です。特に成長過程にある子どもへの影響は、非常に心配です。小さいほど影響が大きく、活発な細胞分裂によって体が形成される途上にある胎児の頃に影響を受けると、その後の成長でも取り返しがつかない事態が発生することになります。

 

身近な高周波発生源に注目

①    携帯電話 ②携帯基地局 ③コードレス電話 ④無線LAN、無線インターネット ⑤スマートメーター ⑥電子レンジ ⑦TV・ラジオの放送電波 ⑧インバーター内臓機器からの電磁波ノイズ 

このように、私たちの生活の中に電磁波が飛び交っており、常に曝されています。低周波磁界では小児白血病の発症率が増加することや、マイクロ波を扱う軍関係者に白内障が多発するなどが言われてきました。近年の普及の急増、通話時間の急増、ヘビーユーザーが出ていますが、その身体への影響について研究の結論は出ていません。しかし、子どもたちの成長に対する影響は、結論を待つわけにはいきません。欧州諸国ではすでに様々な基準値を設けて規制しています。日本での規制値は、比較すると非常に緩いと言わざるを得ない状況です。経済優先の考え方があるからではないでしょうか。

 

電磁波をできるだけ回避する方法(特に携帯電話・スマホ)

①    通話時は、耳から少し離す ②通話は短く ③SAR値の低い機種(PHS)を選ぶ ④話し始めは電磁波が強いので耳から離す ⑤つながりにくい場所ではなるべくかけない ⑥身につけない。腰のポケットは生殖機能低下に影響 ⑦寝る時、枕元に置かない ⑧枕元で充電しない ⑨子どもから遠ざける

一度使うと手放せなくなりますが、少しでも気を付けたいことです。

 

子ども達に、教えたいこと、ルールづくり

携帯電話が原因のいじめ等が問題になり、学校で使い方の指導が行われています。しかし、使い過ぎによる様々な健康への影響についても、学校で指導すべきと思います。それとともに使い方のルールを作ることが必要ではないでしょうか。刈谷市の教育委員会では、“午後9時以降の携帯電話通信をしない”ということを決めました。学校全体、教育委員会全体で取り組むことで、可能になっています。私たちは、電磁波の危険から子どもたちを守るために具体的な提案をしていきたいと思います。