「原発」と「戦争」は、似ている!

原発推進のためのキャッチは、すべてウソ

21日に行われた市の「平和のつどい」に“平和を考える会・伊勢原”として、展示参加しました。今年のテーマは原発の真実。

福島原発の事故によって、原発の安全神話はすべて崩れました。広島・長崎を経験した被曝国の核アレルギーをなくし、原発を推進するために、これまで私たちは多くのウソを信じ込まされてきました。これらを一つひとつ解説し、原発の推進が進められてきた歴史を年表で示しました。

「原発」と「戦争」は、似ている!
福島原発事故の経験は、私たちに「原子力発電の推進は、戦争推進の方法と似ている」ことを気づかせた。
原発の安全神話をもう一度考えてみよう。「原子力の平和利用」「明るい未来のエネルギー」「クリーンでエコなエネルギー」という宣伝の裏に、繰り返された原発の事故があり、莫大な資金が投入されてきた。地球温暖化防止やCO2削減のために必要とされてきたが、事実を知れば知るほど、国策を進めるために、マスコミを巻き込み、あえて事実を隠してきたとも思えるのだ。
「戦争の遂行」という、国策のためになされたことを、私たちは、すでに多くの証言で知っている。「八紘一宇」「アジアの解放」という一見勇ましい言葉の裏に、おびただしい悲惨な事実と犠牲があった。私たちが正しい判断をする力を失わせることが、戦争の遂行には必要だったのだ。
私たちは、快適な豊かな生活を享受してきたが、今、その裏にある原発の怖さに目を向けよう。正確な情報が得られ、それをもとに一人ひとりが判断し、発言できる社会をめざそう。
ヒロシマ・ナガサキを経験した被爆国に住む私たちは、「原爆をつくる材料を持つ原発」を持ってはいけない。

私たちは、提案します!!
1. 原子力発電所を廃止する。
2. 暮らし方をくふうして、エネルギーの使用を減らす。
3. 持続可能な自然エネルギーを開発し、エネルギーの地産地消を進める。