政治家が、なぜ「名誉市民」?

2006年12月25日 09時18分 | カテゴリー: 活動報告

12月定例議会の最終日、市長より提出された議案は、故亀井善之衆院議員と前市長堀江侃氏に「名誉市民の称号を贈る」というもの。名誉市民とは、市条例で「本市の発展又は広く社会、経済、文化、スポーツその他の分野の発展に顕著な貢献をし、郷土の誇りとして市民の敬愛を受けるものに対して、その功績と栄誉をたたえる」とあります。

政治家は、各人の思想や信条等によって、支持、不支持が分かれるものであり、その業績の評価もさまざまです。“郷土の誇りとして市民の敬愛を受けるもの”とする市民の総意が得られるものでありません。
そもそも国会議員、市長、地方議員もまた、各人の考えや働きに一定の市民の賛同を得られた人が、国や地方自治体の発展に寄与する役割を担い、そのための報酬をいただいている者です。“本市の発展に貢献する”ことは、議員や市長として当然の責務であり、功績や栄誉をたたえるものではありません。

政治家である地区選出の国会議員を名誉市民に推薦することが、疑問であることはもちろんですが、それ以上に前市長に対しては、まったく理解できません。2年前に、現市長の長塚氏は、堀江氏の業績を批判し選挙で争い、市民は堀江氏ではなく長塚氏を選んだのです。これらに関する議会での質問に対し、市長は自治会連合会から推薦があったからという答弁でしたが、市民の意志を表すのは、選挙結果です。

伊勢原ネットの議員2名は、審議を退席し、賛成しませんでした。